今回は「ドクムシthe ruins hotel」を紹介していきます。
ドクムシの小説をコミカライズした作品です。綺麗な絵柄でややグロ要素があります。
ドクムシthe ruins hotelとは?
人間の邪悪な本性が剥き出しになっていく…。
『ドクムシ』は、合田蛍冬による日本の漫画作品。2013年に発表された八頭道尾の小説『コドク〜蠱毒〜』を原作としており、『E☆エブリスタ』にて連載されていました。『ドクムシ the ruins hotel』 は2014年に発表された続編の小説『廃墟ゲーム〜コドク2〜』を原作としたコミカライズです。恵那による作画で単行本は双葉社アクションコミックスより刊行。既刊5巻。
ストーリー
男女7人が廃校に監禁される事件が起こった。それはカルト教団がライバル教団の教主を呪い殺すという目的で行った儀式だった…。
忌々しい事件から3年。オカルトサークルのメンバー6人が、廃墟のラブホテルで合宿を行うことになった。先に侵入していた3人も加わって合宿は始まったが、2日目の朝、出口が何者かに施錠され、建物は完全な封鎖状態に。9人の中に3年前の事件の生き残りがいるのか?
ストーリーが3年前の事件を元に作られているので原作のドクムシを読んでからの方が楽しめると思います。
誰が監禁してるのか、誰が首謀者なのか、蟲毒という呪術を行うカルト教団が関わっているのか?という漫画だね。
封鎖された空間で狂っていく
封鎖された空間で犠牲者が無残な遺体で見つかり、3年前に起きた惨殺事件「コドク」と似た状況に恐怖を隠せず、生き残るために殺人を考えるメンバー。
キャラクター達は「浅い関係で互いの素性をよく知らない」という点がミステリー的に面白いポイントです。
一応主人公は表紙の「ミチカ」という男性なんですがキャラクターの視点はコロコロと変わります。
キャラクターの過去話が出ることがあるんですがそうなるとそのキャラは完全な死亡フラグになります。かなり分かりやすいのでそこが気になる点ですね。
またこの狂気には人間の欲望も詰まっています。閉ざされた空間に若い男女がいます。
つまり…
まとめ
・男女7人がカルト教団に監禁された事件の3年後の続編。
・オカルトサークルのメンバーから「コドク」の関係者を探し出すストーリー。
・キャラ同士の関係性や過去が重要になってくる。
デスゲーム感があるぜ…。
いい意味でも悪い意味でもリアルでアレなシーンも多い作品なので
18歳未満の方は買わないように。