今回は「世界で一番、俺が○○」を紹介していきます。
この作品は本屋でハレ婚の新刊を買う時についでに何か面白そうなのないかなぁと探してた時に見つけたやつですね。絵が綺麗で見やすく、ストーリーに引き込まれます。
世界で一番俺がとは?
「一番不幸なのは誰なのか決めませんか?」
『世界で一番、俺が○○』は、『イブニング』にて2016年14号より連載されている水城せとなによる青年漫画です。2020年7号掲載時に無期限休載が告知され、現在休載中。
幼馴染みのアラサー男子3人の前に突然現れた自らを773号と名乗る怪しげな美女。「セカイ」といういかにも怪しげな組織から派遣された彼女に彼らはこう告げられる…。
ストーリー
柊吾・アッシュ・たろの幼馴染3人は週末、いつものカフェで、いつものようにコーヒーを飲みながらだらだらとおしゃべりをしていた。それぞれが我が身の不幸を嘆き始めると、そこへ一人の美女が現れる。彼女は『エージェント773号』と名乗り、「一番不幸なのは誰なのか競いませんか」と持ち掛ける。一番になるとどんな願いも叶えられるとの言葉に始めは信じられなかった3人だったが、デモンストレーションと称し773号(ナナミ)は超常現象を見せる。3人以外の全ての動きが止まったのを見て呆然とする彼らに、ナナミはゲームへの参加を促す。
「一番不幸になった方には報酬としてどんな願いでも必ず叶えます。」
キャラクター紹介
主要キャラクターを簡単にご紹介します。
高瀬柊吾(柊吾)
外資系金融企業G&Mに勤めるエリート。28歳。幼少期に両親含む家族を不幸で失った。その経験から人間不信気味であり、アッシュとたろも「この三人の中で唯一地獄を経験している」と口を揃える。
山森啓太(アッシュ)
母・姉との3人暮らしの無職でニート。28歳。あだ名の由来は中学1年生時に染髪した際の色がアッシュカラーから。自他共に認めるイケメンで弁も立ち人に好かれる術を心得ているが仕事を継続する力がなく、努力を嫌っている。
小山小太郎(たろ)
アニメ制作会社に勤務していて薄給なので実家暮らし 。28歳。人畜無害で地味。
低身長にコンプレックスがあり、名前に「小」がつくという繋がりから更に気にするようになったことから、アッシュと柊吾から『たろ』と呼ばれている。
エージェント773号(ナナミ)
セカイに所属する女性。語呂合わせで『ナナミ』と呼ばれる。人間の不幸について実例データを収集するという目的のため、3人に近づく。淡々とした口調だが、3人を常に気にかけていてサポートする。
1巻表紙の裏側のナナミちゃんは完全にパンツ履いてないんだよな…。
確認したけどマジね!
いやでも肌色の下着かもよ?
アラサー男子達の複雑な友情と人間模様
ナナミも魅力的なんですけど主人公3人の人間模様が非常に面白い作品なんです。
ずっと仲がいい幼馴染みがこのゲームを通して更に友情が深まるのか、壊れてしまうのか…。
私が特に好きなキャラは柊吾です。
3人の中で一番不幸な生い立ちですがそれを全て努力で乗り切っている尊敬と憧れもあります。周りの人間を敵、味方と分布図にして観察しているところも人間臭くて好きです。
俺もチビ…いやそこは関係なくて!一番人間味溢れるキャラだと思う。例のやっちったシーンとか男らしくてめちゃくちゃかっこよかったぜ!
私は女だからよく分からないけど……の時に男性でもああ思ってるんだとか、モテる男の苦悩なんかも知れて面白かった。
まとめ
・幼馴染み3人がそれぞれ自分のやり方で不幸を目指す物語。
・キャラクターはリアルだが、世界観はファンタジー寄り。
・ナナミのサービスカットもある。
アイキャッチ画像の4巻から急激に展開が面白くなります。
気になった方は是非読んでみてください。
世界で一番俺が不幸ってことなのかな?