今回は「瑠璃宮夢幻古物店」を紹介していきます。過去の思い出を映し出す眼鏡など謎めいた古物を売っているお店で起こるストーリーです。
ドラえもんの道具みたいにバリエーション豊富だよね。
瑠璃宮夢幻古物店とは?
『瑠璃宮夢幻古物店』は、逢坂八代による漫画作品です。『月刊アクション』にて連載されていました。全7巻。
美人店主・瑠璃宮真央が営む、静かな住宅街の片隅にひっそりと佇む古物店。
近代物から古作まで幅広く取り扱うその店にやってくるのは、地味で冴えない女、愛妻を亡くした男、友達が出来ない少女…。
呼応するかのように品物を手にしては店を後にする。しかし、その古物たちの取り扱いには十分な注意が必要だった…。
奇妙な力を秘めた古物を手にした客達が向かうのは、天国か地獄か。謎の美女と古物が誘うホラーサスペンスストーリー。
鏡の話が1話から衝撃的でしたが、基本的に瑠璃宮真央は客たちにはいい意味でも悪い意味でも干渉しません。古物の簡単な説明と注意事項を言い残して後は本人たちに任せるのです。
いつも不敵な笑みを浮かべていることが多いですが、弟子入りして一緒に働きたいという女子高生の願望で住み込みで働かせてあげるなど面倒見のいい女性でもあります。
ミステリアスな女の人だね。
住み込みかぁ…1個ぐらいくすねてもバレないよね…。
住み込みかぁ…1個ぐらいくすねてもバレないよね…。
この作品は超常的な古物が多数存在する世界観らしくて彼女以外にも同業者が登場するんだけど、俺も古物を奪っ……どっかで入手して売って稼ぎたいなぁ。
実在したら面白そうだなという古物もいくらか出てきます。
例えばこの『銅製の握り鋏』
これは手にすると人から伸びる糸が見えるようになり、この鋏で切ることによって人の間にある縁を断ち切ることができます。
切った人は自分のことを全て忘れて完全に初対面状態になるんだよね。意地悪してくる同級生や上司などの縁を切ったり…。
1度関係が失敗した相手とまた最初から復縁というか…再スタートできたりするね!
…失敗してもやり直しが効く人間関係ってつまんないかもしれねぇけど。
…失敗してもやり直しが効く人間関係ってつまんないかもしれねぇけど。
まとめ
・不思議な古物を巡るミステリー。
・便利だが使い方を間違えると不幸になるというのが大半。
・古物が実際に存在したら思いながら読むと楽しい。
ドラえもんでも便利な道具でのび太がよくトラブルを起こしたりしますよね。道具の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
次の記事も見てねぇ。