今回は「思春鬼のふたり」を紹介していきます。人殺しの仕事をしている少年とそのストーカー女子によるちょっと変わったラブコメ作品です。
思春期ではなく思春鬼ってどういう意味なんでしょうね〜。
思春鬼のふたりとは?
『思春鬼のふたり』は、反転邪郎による漫画作品です。『週刊少年チャンピオン』にて連載されていました。全4巻。
世に蔓延る悪人を排除すべく、殺し屋・辻くんは日々殺しに励む。
中学校卒業式の日も、依頼を受けてイジメっ子を殺したが、その現場をクラスメイトの白雪さんに目撃されてしまう。
辻は目の前で人が殺される瞬間を目撃したのに特に驚きもしない彼女に違和感を覚える…。実は白雪は辻の重度のストーカーで彼の毎日の行動に日記をつけていて、誰をいつ殺したかなど全て把握済みだった…!
ひょんなことから一緒に行動を共にするようになり、ふたりは事件に巻き込まれていく。
殺人鬼(♂)とストーカー(♀)のスプラッタ・ラヴ・アクション!!
私はストーカー行為はしたことありません(大嘘)が、気持ちは分かりますわ!好きな人のことは全て知りたいですものね…!
なぜ何百人もかなり荒っぽく殺害してるのに警察に捕まらないかなどは考えちゃ駄目だ!
主人公はWCO(世界お掃除機構)に属していて無差別に殺していくわけではなく、あくまで依頼された人物をターゲットにしています。
作中で登場するターゲットはかなりの極悪人揃いなので殺されても仕方ない感じはします。WCOは細かくルールがあり、『お掃除人は法的責任能力の低い18歳未満限定』『自分の正体がバレそうになったら目撃者を殺す』『お掃除人同士での殺し合いは禁止』などです。
なるほど、18歳未満ならいくら罪を犯しても死刑にはならんからな…。だがこの目撃者を殺すっていうルールは怖すぎるぞ!
主人公の辻さんがどうやってWCOの一員になったのか?何で人を殺そうと思ったのか?も気になるところですわね。
まとめ
・常に死が付き纏うスプラッターラブコメ。
・依頼された悪人を誰にもバレずに殺していく。
・主人公のことが病的に愛するストーカーヒロインも魅力的。
ストーリーの構成としては悪役登場→悪役暴れる→成敗というシンプルな必殺仕事人系の作品なので読んでいて気持ちいいです。
ただWCOの設定が無理がありすぎる感はありました。
あと『善悪の屑』もこの作品と似た依頼型の必殺仕事人系の漫画なんだ。よかったら調べてみてくれ!
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