今回は「僕たちの生きた理由」を紹介していきます。出口のない学校を舞台に捕まえた人間を人形にするという怪異から逃げて脱出を目指すという作品です。
僕たちの生きた理由とは?
『僕たちの生きた理由』は、渡辺和幸による漫画作品です。『マンガボックス』にて連載されていました。全6巻。小学校の卒業式当日、クラスメイトの姫野に告白を決意したアキラが見たものは、思いもしない凄惨な光景だった!閉ざされた校内を舞台に子供達を襲う恐怖の惨劇!
ストーリー
「まだ終わりたくないーー。」小学生のアキラは卒業式当日、想いを寄せる姫野に告白を決意する。
だが、待ち合わせの教室で彼が目にしたのは、姫野の変わり果てた姿だった。
さらに息つく暇もなく、学校内に閉じ込められてしまうアキラとクラスメイトたち。不安に怯える彼らを嘲笑うように、恐ろしい魔の手はすぐそこに迫っていた。
11人の子どもたちを襲う残酷な運命の物語。真実にたどり着いた彼らを待ち受けるのは希望の未来か、絶望の末路か。
この仮面を被った化け物に掴まってしまうと人形にされてしまいます。この人形にされると本人の意思は消え、勝手に動き回り更に他の生徒を襲いにいきます。
一目で見た目が人形だと分かるものもあれば、通常の人間と変わらない姿へと擬態も可能です。
閉鎖的な空間で誰が人形なのか疑い合う状態の中、仲間割れや裏切りに走る生徒たちも。
人形は血が出ないからそれで判断は可能なんだけどね。
過去の出来事を思い出し三神くんというクラスメイトが起こした呪いだと思い込むアキラたちですが、仮面を被った化け物以外にもこの校舎自体にカラクリがあり…。
まとめ
・人形にする能力を持つ仮面の化け物から逃げ回るパニックホラー。
・小学生たちが主役ということで…派手なスプラッター要素やエロ要素はない。
・仮面遣いや三神くんの謎が少しずつ解明されていく。
アキラたちが学校に閉じ込められて仮面を被った不気味な化け物登場!までの掴みはかなりいいんですが比較的マイルドに描かれていて殺害、グロ描写はほとんどなく小学生たちが残虐されるストーリーに期待している方にはオススメできません。
タイトルが不穏だな。